先回も少しふれました格子天井。
天井裏から見るとこんな感じです!
家が出来てしまってからでは、まず見ることのない部分の一つですよね。
小さな三角形のは「くさび」です。天井裏にくさびを打つ事で、見える部分の柱と梁の少しの隙間も無くし、見た目にも美しく仕上げます。
本当に精密で綺麗な天井です。
一枚一枚に絵の描いてある、神社・仏閣の天井を思い出します。
建具職人さんが先に工場で加工しておいた材料を、現場で組み合わせていきます。
緻密な作業です。
腰板にはめるパネルも釘を使わず仕上げます。
釘を使わないことによって、表側が綺麗な一枚板の面となります。
言われなければ気づかないかもしれない、知らなければ解らない些細な事かもしれませんが、
大きなこだわりであり、それができるのは腕のある職人さんあってこそですね。
いよいよ最終段階!
瓦を取り付けていきます!
瓦を行儀よく取り付けます。
一枚ずつ桟木へビス止めしていきます。
内部では床の下地を組み始めました~
並行して外壁には土塗を施工していきます。
昔は竹で編んだ竹こまいへ土をつけていましたが、
明城では木で組んだ木こまいを取り入れています☆
壁に強度も出て一石二鳥です(*'▽')