三河自然素材家づくり
現在新聞紙上でも報告されているように国産材の値上がりが大きく近い内に住宅建築工事費
用を上げる建築会社が多くなるでしょう「工務店によっては昨年比較すると5%位値上げした
工務店もあると聞きます」今後この流れは変らないでしょう、また建築業界に入ってくる若
い労働者が少ないですね、現在建築業界に入ってくる若い労働者は塗装工などより単純労働
する若者はまだ居ますが技術を必要とする大工、左官職は特に少ないですね、
労働に対する対価が良くないと言う事ですね、もう一つは大工さんの働く条件が請け負い性
の中で悪いと言う事です、現在の住宅メーカー仕事は大工技術を要しない組立工に近いから
です、これも鶏が先?卵が先?の議論になりますがね、基本としては大工さんは規模が小さ
く「一人親方が多く、また、手間請けが多く若い職人を育てる余裕が無い」
此れからの大工さんは仕事の保障をされた所で請負でなく年間の給与を保障された所でない
と育たないと思う、だがまだまだ大工を目差す若い人の中には独立目的が多いからやはり若
い大工希望者の働く所は少ないかね、話が横道になりましたが、翌年は現状のままの資材単
価であれば住宅の工事費は必ず上がるでしょう。上がらない時は住宅メーカー同士の体力勝
負になるでしょう、体力無い所に注文しないが良いかも?
大工仕事=6
大工仕事で一番大切なことはヘッチン大工になるなと棟梁やお客様から良く言われたね
「ヘッチンとは一軒の家の造作工事をする為には見せる所には自分の持っている技術を全て
出す時間を掛け過ぎる位掛ける、強度を確保すれば美しさは要求されない所に時間を掛ける
な、メリハリを付けた仕事を出来ない大工=ヘッチン大工」
お客様が求めている仕事内容を良く理解が出来るかどうかです、
大工仕事は物つくりです→お客様の予算に合わせた仕事をする事です、「但し建物としての
強度を守った上で」この言葉小僧の頃には聞かなかった言葉ですが棟梁の所を出て他の工務
店で働いた時に言われました、
私の棟梁はの仕事は大工の工賃は「手間代金」掛かっただけお客様に請求する家つくりです
=一軒終わるまでの手間代金は終わらないと解りません、「お客様は家が完成するまでの工
事金額は決まってないのです」工務店は家つくりの金額をお客様様と決める請負契約をした
上での仕事が進むから予算に合わせた手間を掛けた仕事をする用に指示された、=これが小
僧の頃言われたヘッチンに成るなと言う事でしたね、
棟梁の所を出てからは大工の世界が全然が違いましたね、全てが請負仕事でした→一日何円
の棟梁のところと一軒作って何円の所では仕事の中身が違うね、「これは言葉では中々表現
できないです、
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