今日は今から勉強会に行きます、
「勉強会の目的は磨き丸太を使用する技術を交換会です」
第一回です今後続けることが出来るか?とにかく一度開催した後で今後のことは決めれば良
いと発足する事になりました、どんな勉強会になるのかな?
勉強会に参加する業者は住宅会社5社と磨き丸太製造販売会社1社の計6社
岐阜県の住宅建築業者
兵庫県 〃
岡山県〃
長崎県〃
愛知県〃
奈良県の磨き丸太販売業者
自慢やさんばかりが集まります結果はどうなる事か?
大工仕事=12
屋根工事に付いて
室内環境実験を「名古屋大学佐々木助教授の元実験している」している中で屋根工事施工方
法による屋根裏温度の差が明確に現れました
一号棟 「例 屋根裏温度 40度」
屋根裏板 杉材 厚み40mm本ザネ板+和型陶器瓦使用 土葺き
屋根裏温度が低いと言う事は一日24時間の室内温度が安定していると成ります
二号棟「例 屋根裏温度 44度」
屋根裏板 ヒバ材 厚み10mm+和型陶器瓦使用 土葺き
三号棟「例 屋根裏温度 48度」
屋根裏 ヒバ材 厚み10mm+平板ビス止め 防水紙
屋根裏温度が高いと言う事は一日24時間の室内温度差が一番多いと成ります、生活する上で
は室内温度が24時間安定しているが一番良い。
屋根工事に付いては今回の実験で得た情報からすると一号棟が生活環境が一番良いと答えが
出た
一号棟を基準にすると上記のような温度差がでました、屋根に土を使用する事は大切ですが
屋根裏の板の厚みが大きく関係する事が解りました、
コノ実験結果は翌年5月?6月にはNPO法人三河自然素材家つくり研究会より発表します、
追伸
現在土壁についても板厚み+土壁厚み50mmと土壁厚み70mmの室内温度差を2006年12月1日
から2007年3月末日まで実験準備を進めています、
自分がいかに仕事を教えてないか今日ほど痛感した事は無かったな、
仕事を教えたと思っていたが結果として教えてなかった事に今日始めて気付きました、内容
は地松の梁加工方法です、加工する為に丸鋸を使用するか?ルーターを使用するかの選択を
した上で加工するわけですが、ココでの選択の仕方を教えてなかった、
加工する時に一番早い加工方法は鋸を使用する、
加工方法で一番美しく仕上げるは鉋で削る、
今回この基本を教えてない事に気がついた、言い訳をすると場面場面で仕上げないように合
わせた道具を選択する、選択する時に目的に合わせた選択が出来る用になるには現場を何回
か遣る経験しかないと言う事ですね、
本日は当社の協力店との毎月の定例会「内容は仕事の進行状況+改善点を話し合う+親睦を
図る事です。仕事が多くなると強調性に欠ける様になる、現在全ての下請けさんが仕事が多
く当社も一年前と比べると協調性が少し落ちているかな?一年前以上に緊張感を持って仕事
をして頂くようにお願いを本日はしました、結果として工事費を上げる事に成るね、情況か
らしてやむをえない所まで来ている現状を認める。=請負工事原価を上げる事になるでしょ
う、
大工仕事=11
屋根工事に付いて
小僧の頃は現在とは屋根葺きに使用する土が大きく違います、屋根土を施主さんが新築する
前から練る、解体した家の壁土+屋根土と新しく赤土を混ぜる新しい土60%古い土40%位で
土を練る、屋根屋の職人さんが土の中に入れたワラの腐り具合を確認に来るワラの腐り具合
+ワラの量を確認して土が悪いと屋根屋さんは屋根葺きをしません、=理由は土とワラが馴
染んでいること+ワラの量で瓦と土の接着期間が決まると言われる、結果土が悪いと屋根葺
きが悪い=職人が下手となるから土を選ぶ、現在土を選ぶ屋根職人は私の廻りにわいませ
ん、これも予算との関係もあります、家全体の工事金額から各職後とに工事金額を先に決め
た後施工する、小僧の頃は全ての工事が掛かっただけですから職人さんも技術を十分に発揮
できたが現在では少し無理がある、これでは遺憾のですが職人さんも毎日の生活がありま
す、40年前は毎日の生活費が今のように掛からなかった、車に乗ってない、携帯電話無
い、クーらーはない、など生活費が掛からなかったが現在は生活費が入用だ、屋根屋さんが
土を選んだことを知って欲しかった、から書きました、
今日は木造3階建て完成引渡しを家の、固定資産税の評価に立て合いして来ました、固定資産
税かの評価担当者が柱が全て化粧丸太ばかりの一階を見てすげえ家だなと関心してくれまし
た、固定資産の評価金額は翌年にならないと解りませんがとにかくすげえと関心していた、
「木造3階建ての興味ある方は明城ホームページをご覧下さい、写真など掲載してます、」取
引先の製材業者の祖母が突然「78歳と若い」他界されたと連絡が入り、明日は葬儀に参列し
ます、ご冥福をお祈りします、
当社は実験する日が近くなりなんとなく忙しくしてます、私が考え特許申請したハイブリッ
ド工法のラーメン工法の実験です、大工だから考えた事です、良い結果が出れば多くの方発
表します、
大工仕事=10
家つくりで一番、現在と大きな違いは施主様が直接大工の棟梁に仕事をお願いする、但し材
木は施主様が材木屋さんから買う、棟梁は施主さんが購入した材料を使い家つくりする、
又、座敷を作る時などは棟梁と施主さんが材木屋さんに出向き材木屋さんで材料を選んで買
ってくる、
または施主様が銘木丸太を一本買いして一本の木から全ての造作材を製材した材料を使用す
る、
又左官さん+屋根屋さん+建具や+電気やさんなど全て施主さんが直接依頼する、施主さん
管理の上で家が出来ていく、従って施主さんが資金が無くなると仕事はストップです、2年〜
3年掛かる事は常識ですた、現在は建築業者が全てを請け負い図面の提案から家つくりが始ま
る、一番大きなへんかですね、施主様は農繁期は農業を農閑期には家つくりをしていた、大
工は施主様から支給された材料です、現在よりも間違いは絶対に許されないです、間違えれ
ば施主様に間違えたから材料を再度買ってきてとお願いしないと遺憾から現在よりも絶対に
間違いをして成らない緊張感がありました、棟梁と施主様が一体となって家つくりをしたが
現在は材木の事を良く知らない設計士さんが主体で家つくりをする、これでは木造住宅の良
い物はできない木がします、
現在当社では18年以上専属でお付合いしてきた左官さんと別れる準備をしています、
何故18年も付き合った左官さんと別れるか?左官の親方が62歳と高齢になられ今からも
新しいことに挑戦する意欲がなくなってきた為です、意欲がなくなると今から仕事に前進が
なくなる→お客様に失礼なるからです、又今後手直しなどの管理が出来なくなります、
後継者が無い事が一番遺憾ですね、後継者が無く親方が60歳を過ぎた事業所は廃業する事
になります、これも時代の流れですね、現在交渉している左官工事店は現在の方が3代目と
左官店としては歴史がある事業所です、明日から新規に仕事をして頂きます、左官さんの技
術を確認した上で今後の付合いが決まります、
今後は一人親方や2〜3人位の事業所は下請けの下請けになっていきますね、→結果条件が悪
くなり働く職人と言われる人の質が悪くなるばかりです、この業界は大きく変っているがま
だまだ遅れています、今後は職人の時代ではなく技術やの時代です、又生活を安定させて始
めてよい仕事が出来る事を結果としてあらわす事です、
大工仕事=9
昨日忘れた事がありました、本宅の建前の後は棟梁が上棟式をした後、餅投げを行いまし
た、この餅は当家からお嫁に行った方+分家に出た方+嫁さんの実家などの方ガ本家の新築
を祝って餅を持ち寄り餅投げをします、餅投げにはお金も投げます、大工の小僧としてはお
金を拾うことが嬉しかったです、
上棟式、餅投げが終わり夜の宴会が始まります、ここからは昨日書きました通りです、宴会
の途中でお施主様から棟梁より順に小僧に入った順に祝儀が頂けるこの瞬間は嬉しいもで
す。「兄弟子たちはこの建前に頂く祝儀で、、、、、、買いに行ったと話しを良く聞かされ
ました」
本宅を建て替える事は一代事業ですね又親戚一族の方が皆で助け合い本宅が完成します、
建前が終わると小舞を編むは親戚の仕事です、当然土壁を付けるも親戚の仕事です、屋根葺
きの泥を屋根まで担いで上げる仕事も親戚の仕事です、とにかく親戚は大忙しで、大工は親
戚の方たちがお手伝いに来ている間は昼+晩飯を親戚の方々と一緒に毎日頂きます、
大工は親戚の方々と一緒になり仕事をする事が多くあったです、
昨日は一日打ち合わせが多く予定した仕事が出来ずにずれる事に成った、
一番の打ち合わせは材木の値上がり話です、現在カリンの床板が不足している、カリンの床
板当社は今年の8月に360坪購入したから現在は360坪在庫がありますと材木屋さんと
話しています、→材木やさんが仕入れが早く良かったね→当社は予測して早く購入した「購
入する時は標準単価よりも高いと思い購入したが現在は逆に安いかな」
又流し台、システムバス、洗面器など2007年一月からTOTO、松下電工さんなどが値上げ
をします「新聞で報告しています」大建工業など建材メーカーが値上げすると報告していま
す、9月の住宅着工件数が6%多いとの今日の新聞報道です、必ず翌年は住宅価格が上がりま
す、私の予想では5%〜7%くらい上がると思います、
理由はトヨタ系の下請け会社6社が今まで最高利益もしくは最高売り上げをした→トヨタ系
の社員や株式一部上場会社の社員さんが給与が上がる+残業が多いなど先行きの明るさ+銀
行金利の上昇傾向を先取りした考えの方が住宅取得するかかなと思います、色々考えるとや
はり住宅価格は5%位は上昇するかなと思う、材木仕入れの時期をを今から検討する、
大工仕事=8
私が小僧に入った後4人は年明けまで辞める小僧はいなかったがその後入ってきた小僧は途
中で良く辞めましたね、私が一番面倒を見た弟でしに沢井君がいました、この沢井君と梁の
墨付け加工を良くしました、沢井君には今日はこれだけ遣れば終わりにするぞ、但し5時前
に帰ると棟梁に叱られるから早く終わった→道具の手入れをするからなと競走をした仕事を
良くしました、沢君は私よりも腕の良い大工になりましたが結婚をしなかったです、現在も
一人で生活しています、
建前当日の事を話そうかな、朝は暗い内に家をでます、当日はお施主様の親戚の方が40人
位はお手伝いに来る+食事の支度をする為にやはり親戚の方が女性の方が20人位お手伝い
に見える、今のようにクレーンはありませんから全て人力で建前を進めます、ヨーイと巻け
ヨーイと巻けと掛け声と共に綱を巻き上げていきます、とにかく親戚の方がいなければ家は
建ちません、建前当日はまるでお祭りです、朝から一升瓶が置いてあり仕事に疲れるとコッ
プ酒です、10時は休憩ですお汁粉やまんじゅうなどが一杯です、お祭りです小僧にとって
は腹いっぱい一日中食える最高の一日です、お昼はやはりお祭りです色ご飯におかずは何で
もありです、もちろんお酒は何時でも飲み放題です→「酒で景気付けして大声を出しヨーイ
ト巻けです」本当に腹いっぱい食えました、
3時又休憩ですお汁粉が出ます、このお汁粉+沢庵ガ美味しいです、
必ず当日に棟上げをします、棟を上げないと当日は終わりません、棟が上がれば終わりです
棟梁が祝詞を上げ上棟式をします、上棟式が終わると宴会です、親戚中が建てた家の中にム
シロを敷いて宴会場が出来上がります、この宴会での歌は必ず軍歌です、軍歌が多かったで
すね、又軍隊の話を多く聞かされました