会長ブログ

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個人住宅鉋屑断熱材


個人住宅用に鉋屑を袋詰めした断熱材を作成実験を進めます、

この実験は名古屋大学、名古屋工業大学、静岡大学との共同実験です、2008年3月まで続きます、

目的は鉋屑は建築業界ではゴミです、このゴミを化石原料で作る「CO2の元」と同等の断熱効果がある事を願って天井裏、床下に入れ、実験をする、

実験棟は明城が作った実験棟「同じ大さ、同じ場所にある室内環境実験棟」で実験する、

現在までに鉋屑を利用した断熱材は多くあると聞くが今回挑戦する断熱材は袋詰めする事で接着剤を使用しない事で安価に作る事が出来る、又資本が必要ない、お客様自身が自分の家の断熱材を自分で作る事が可能になる、新築住宅は勿論、改装住宅にも採用でき思いで作りに成ると思う、

2008年3月が楽しみです=結果次第では世の中に普及すると良いと思う、


鉋屑を袋に入れました、袋の裏表です、







袋詰め下状態の裏表です、この袋は床下調湿炭を入れる為に作成した袋を使用しています、


鉋屑を広場に広げる今から袋に詰める所です、誰でも簡単に出来る、高齢者がアルバイトで出来る、小学生の子供さんも出来る、家つくりを注文したお客様が自分の家の為に作る事が出来る、

断熱材までが自然素材「鉋屑有効活用が出来る」を使用して効果があれば地球環境に優しい家つくりに貢献できると思います、

但し火事になった時は良く燃えますね=これは現在住宅メーカーが使用しているウレタンを使用する事を思えば燃えません、又有害物質が出ない分良い材料だと思いますが如何でしょうか


個人住宅新築契約の話

当社ではこの度嬉しい事がありました、
「当事者の方には失礼な事で大変失礼をお許し下さい」

何が嬉しいか?嬉しいです

内容は子供さんが結婚を期に離れを新築する為に営業を2年前からさせて頂いて居る方、

結婚された後アパート生活を始められ、住宅の新築は先で良いと話が前に進まなかったが今回急に話が進みました、

良く話を聞いてみると結婚後アパート住まいを始めて1年が過ぎた頃からアトピー性の症状が出来てきたと言う事で自然素材の住宅で無いと遺憾と言う事になり新築の話が進みました、

当社が自然素材を全面に押し出した住宅作りに拘った効果が始めて形となって出た今回の結果が嬉しいです。

今後もこの様なアトピー性を心配されての注文が増えるかも?

室内環境の実験などが今後生かされる事が多くなれば家つくりを通じて社会に貢献できるかも?

自然素材を使用した家つくりの為に今実行している実験は進めてまいります、

以上



建て前後一週間が過ぎました、「延べ床面積100坪の家」

木小舞を取り付けています、この木小舞取り付けは工場で前もって作りパネル化にします、パネル化した物を現場で取り付けします、

竹小舞から木小舞にした理由は現在の竹は消毒をしないとチビ竹虫が入り竹の強度が少なくなる、消毒付けの材料を使用したく無いが一番の理由です、
三河の山の木を使用事で自然の材料を消毒しなくて使用できる、

このとき使用するは横には杉を使用します、縦には桧を使用します、樹脂を分けているのには私なりに理由があります

木小舞は竹小舞と違い現在の建築基準法では認められていませんが強度実験では竹小舞より強度があると静岡県浜松市細川清司様が京都大学で実験した結果で証明されています、

当社は5年程前から使用しています、実際に榊原自身が木小舞を一つの壁壊しましたが竹小舞と比べ3倍以上壊す時間が掛かりました、

木小舞は竹小舞と比べ本当に強いと思い、使用しています、
壁土の厚みは両面塗りで70mm付けています、







筋違いと木小舞を固定します、木小舞と間柱とを固定します、

筋違い+間柱と木小舞を固定する事で竹小舞の何倍も強度が増す、
又三河材を使用する事で消毒付けしない木材を使用する、
竹を使用する時はチビ竹虫予防のために消毒付けする、「消毒する方法が半端ではない竹を消毒液の風呂に24時間漬けます、





磨き丸桁と海布垂木を取り付けています、

この海布垂木は末口36mm丸を基準に取り付けています、





海布垂木の頭取り付け風景です、後一週間位で完成します、時間のある方は見学して下さい、



国産松丸太原木のまま墨付けしています、
腹墨をした後イド取りに入りました、私が仕事を覚えた当時はチョウナを使用していましたが15年位前から写真の様に電動道具を使用したイド取りに変りました、

現在の明城ではチョウナを使用使用する事は無くなりました


上の写真と同じ仕事です、

仕事しているのは昨年入社した神谷君です、神谷君はサシガネで

榊原に何回頭を叩かれたな?でも怒らずに聞くようになったかな?


言葉使いも少しは良くなったかな、大工はお客様に好かれて始め

て仕事をする事が出来る、技術を発揮する事が出来ることを教え

ているのですが理解できるかな?


現在 加工 + 墨付けしている仕事は完成するとこの写真の様な丸太組になります、



建前から月、火、水、木と4日間が過ぎました、

4日目の今日現場に行ってきました、

今日までの仕事の進み具合を確認に行ってきました、

良く頑張っていますね、現場仕事を指導しないと遺憾なと思ったが体は一つしかない、


現在家つくりの中で大きく拘りを持っている屋根施工について現在屋根に防水シートを使用しない事を前提にしています、
所がこれには時間とお金が掛かります、もうこの家を最後に防水し今後は使用する事にしたい、
防水紙を貼る事で写真に有るようにシートを貼る必要が無くなる、時間とお金が楽になる、


今年入社した石川君がセガイ垂木の木口を面取りしています、この仕事は一階から見ると気付かない仕事です、


セガイ工法完成した所です、


貫つめを打ち込みするに当たり施工する大工さんにより大きな差がある、
この貫つめについては設計士さんが大工さんに図面上で指示する事はまず無いでしょう?

私は柱と同じ幅に作ります、又貫を貫穴との隙間よりも貫つめの背を3mm大きくします、結果貫つめは3mm大きい物を打ち込みする、この方法が良いか悪いかは実験をして強度を確認して無いが貫つめが抜けてくることは少ないと思う。

貫詰めを打つ前の貫穴と貫の大きさを写真にして皆さんに見て頂ければと思います、


貫穴の入り口に貫をあてがった所です、今から貫を打ち込みします、


貫を打ち込み完了した所です、

この様に柱から貫つめがでて無い事は小舞をカキやすいと判断しています、

又三角の貫つめは振動で抜けやすいことは確実です、ある大学の教授が公開実験をしたときに見学に行った→この時に貫つめが実験途中で抜けてくる事が解り貫つめに釘打ちして有った、現場では遣らない事を実験で遣ることが良いのかな?


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