リノベーション 安城市 二本木町
LDKと続きの間だった10畳ほどの和室を洋室へ変更し、間仕切りをLDK側へグッと下げることにより、今までより倍近い広さのリビングとしました。また、以前は間仕切り部分の開口も広く取られていましたが、出入りに十分な広さのみ残し、残りは壁面とする事で耐震性も高めました。また、建具はそのまま既存の物を使用しています。愛着のあったものなど、残したいものは残せるのもうれしいですよね。
元々の収納と地袋だったところも、大きな一つの収納に作り替え、収納スペースの確保と洋室の雰囲気に合うよう仕上げました!天井も全て張替、照明も埋め込み式のものにすることで、かなりすっきりした印象へ替わりました。
25畳以上あったLDKは、新しいリビングが広くなった分狭くなりましたが、それでも20畳はある為、広々としたアイランドキッチンのダイニングキッチンへと生まれ変わりました。さらにキッチンの奥には、こちらも広々6畳もある食品庫スペースが設けられています。こんなにゆったりとしたキッチンにパントリー。どちらも特に女性にとっては憧れのスペースではないでしょうか。
リビングとダイニングの間仕切りを閉めると、空間がまた違った顔を見せます。来客時や、お料理によってはキッチンのにおいがリビングへいって欲しくない時もありますので、そんな時はやはりそれぞれの空間が仕切れるのは嬉しいです。食品庫部分の棚は既存の食器棚やキッチンの収納です。新たに棚を作る必要もなく、収納はたっぷりです
浴室、脱衣所も全面改装です。天井まである作り付け収納で収納を確保し、洗濯機置き場を上手くまとめ、さらにはキッチン部分を改装したことにより少し広がったスペースを活かして、メイクスペース付の広々とした洗面を設置しました。一面の鏡+三面鏡も付いているので、皆が忙しい朝にはとても重宝しそうです。また、床も壁も天井も木で覆われているので、湿気の多い浴室でもとても爽やかに過ごせそうです。写真越しにでも木の良い香りがしてきそうです!
お手洗いは、便器、手洗台は新しいものに変更しただけで元々と凄く変わりがあるわけではないのですが、やはり床や壁をクロスから木に変えた事で、新しいというだけでなく、全体の雰囲気がガラッと変わります。
続いては寝室部分の改装です。畳の和室だった寝室を板の間へと造り替えました。とはいえ、窓もカーテンでは無く障子を使い、全面が木の為、「洋」の雰囲気ではなく「和」の雰囲気を残しています。隣の仏間との間の襖も、板戸へ変更し開口を減らして壁面へと変更する事で、こちらも耐震性を高めました。床の間だった部分も大容量の収納へ変更。物入れや地袋は既設を活かしつつ、戸の部分を造り替える事で雰囲気を合わせ、さらには地袋の上部に天袋も設置し、これでもかと収納できるようになっています。
元々和室に続いて設置されていたクローゼットと、押入れを一つにまとめて広々とした納戸へと変更しました。寝室となった和室の収納力も十分にある事から、出入り口も廊下側の一か所のみのに変更し、押入れの扉、クローゼットの扉、と壁面の少なかった和室に壁面を増やし、使い勝手と共に耐震性も上げています。
収納新設に伴い失われてしまうには惜しい、せっかくの立派な床の間は、仏間の隣のもう一つの和室にキチンと移設させて頂きました。
竣工 | 2018年6月 |
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施工内容 | リフォーム・耐震補強 |
部屋構成 | 5K / 5DK / 5LDK以上 |
ポイント | 水廻りからLDK、寝室まで、和室を洋室へ変更したり、間取り自体を変更して使いやすくしたりと、大規模な改装を行いました。床の間を収納スペースへ造り変えたり、既存の家具や収納はうまく活かしつつ、ガラッと変わった雰囲気に合わせられるようご提案させて頂きました。自社で建具から家具まで手掛けられるからこそのアイデアも詰まった物件です! |
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